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YouTube収益化の失敗から学ぶ【初心者向け】

YouTube収益化に向けての前置き

※この記事には広告が含まれる場合があります。

この記事を読んでいる方であれば、勿論ご存じであるYouTube

年齢・性別・国内外を問わず、多くの人が利用しているというのが他SNSにはない特徴であり魅力です。

私も普段からかなりの時間をこのYouTubeでの動画視聴に使っており、ごはんを食べている間・寝る前・起きてすぐとりあえずスマホからYouTubeのアプリを立ち上げてぼーっと見てしまっています。

「ぼーっと動画を見ずに、そんな時間あるなら勉強しろ!」といった自己啓発は自身に言い聞かせるとして・・・

今回はYouTubeチャンネルの収益化に失敗した私の経験談を踏まえ、ご自身の収益に繋げていただきたいと思い、ご説明させていただきます。

 

目次

YouTubeについて

YouTubeの利用者層とは

『令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要>(総務省)』より一部抜粋しまとめたもの

先述した通り、国内のSNS利用率を見てみるとYouTubeの利用率はLINEに次ぐ第2位。

幅広い世代で利用されており、広くアプローチできることがわかります。

また世界で見るとYouTubeの利用者数はFacebook(29.89億人)に次ぐ第2位(25.14億人)となっており、これで国内外問わず利用されていることがわかりました。

find-model.jp

また、このような多くのユーザーがいる媒体のため、企業のブランディングや集客の施策として利用されています。

YouTubeの動画の種類について

現在YouTubeには以下の2種類の動画形式があります。

 

  YouTube動画 YouTubeショート
動画の長さ 12時間まで 60秒まで
画面比 横長 縦長(スマホで縦長表示が可能)
動画制作

YouTube内で動画を作成することは

できず、動画制作ソフトを使って

動画制作する必要がある。

YouTube内で動画制作可能。

動画制作ソフトを使うこともできるが

YouTube内のみで完結することも

できる。

YouTube動画とは

呼称がないのでこのような呼び方になっていますが、YouTubeの一覧画面でサムネイルをクリックして開いたときに出てくる大半の動画がこれにあたり、通常横長の画面比で数秒~12時間の長さで作られています。

収益化したチャンネルでは、動画の冒頭や最後、一部の動画では中盤に差し込まれるGoogle動画広告(YouTube広告)によって収益が発生します。

YouTubeショート(ショート動画)とは

2021年に新たに追加されたYouTubeショート。

縦長(スマホ向け)の1分以内の短い動画となっており、YouTubeに存在する動画やBGMを追加したり、テキストやフィルタを使って自分の好みの動画をYouTube上で作成できます。

またYouTube動画とYouTubeショートの表示されるアルゴリズムが異なっており離脱率の低い動画であれば、チャンネル登録者数が少なくてもより多くのユーザーに視聴してもらうことが可能です。

そのため、冒頭数秒の間に「ヒキ」となるワードを入れたり、インパクトある画を使ったりなど工夫も必要になります。

その他のYouTube機能について

その他機能としてYouTubeにはライブ配信機能があります。

YouTube動画と大きく異なる点は、ライブ配信のため配信者は基本的にコメントを読んだり、通話アプリを使って視聴者とコミュニケーションをとることが多いです。(すべてがそうではありませんが、一人でライブ配信の形式をとる場合はこれが多いです。)

またこのコメントの機能の一つにスーパーチャット(Super Chat)があり、所謂「投げ銭」を行なったユーザーのコメントが強調されて表示されるため、ライブ配信者の目に留まりやすくなるという機能になります。

YouTuber(配信者・生主)やVtuberはこのスーパーチャットを介して多くの収益を得ています。

YouTube収益化条件について

現在YouTubeで収益を得る方法として以下の3つの方法があります。

  • 動画広告による広告収入
  • スーパーチャット(Super Chat )による収入
  • メンバーシップ(有料会員)による収入

これらの機能を利用するためにはチャンネルの収益化をする必要があります。

2023年8月20日現在、日本国内と日本国外(現在はアメリカ、カナダ、韓国、台湾)での収益化条件が異なっています。

残念ながら日本国内での収益化条件は緩和される以前のものが適応されており、いずれは米国と同条件になると思われますが、今のところは少し厳しい条件のままです。

  緩和前(日本) 緩和後(日本国外)
チャンネル登録者数 1,000人 500人

公開動画の総再生時間

(過去365日)※

4,000時間 3,000時間

公開ショート動画の総再生回数

(過去90日)※

1000万回再生

300万回再生

※はどちらか一方を達成が条件

注意点として、ややこしいのですが「スーパーチャット」「メンバーシップ」に関しては緩和後の条件が適用されるのですが、「動画広告による収益」に関しては緩和前の条件をクリアしなければなりません。

なぜ私がYouTubeの収益化に失敗したのか

私のチャンネルについて

私は現在ペットの動画をメインにYouTubeへ動画投稿しています。

www.youtube.com

長尺のYouTube動画としてキャットフードレビュー動画を、YouTubeショートではごはんの際に呼びかけた猫の反応をアップしています。

2023年8月20日現在、チャンネル登録者数は302人で収益化できていません。

私が収益化失敗した要因

失敗した要因として第一に言えることはペルソナ像をしっかり考えていなかったことにあると考えています。

「ペルソナ像なんて動画をアップしている間に自然とわかってくる」くらいにしか考えていませんでしたが、視聴者層や男女比、コメントをくれるような人はぼんやり思い描いていた人物像とは異なっていました。

つまりは「私のアップしている動画が視聴者層にマッチしていない」ということです。

賃貸物件を探している人に対し「物件情報掲載しませんか?」などと聞いているようなもので、(見てくれている人には悪い言い方になってしまいますが)「あまり求められない動画」になってしまっているのです。

チャンネルの収益化を目指すようになって、周りの方がどのように収益化しているか注目するようになりました。

すぐに収益化を達成できる人は主に2パターンかなと思います。

  • 本人に独自性があり魅力のある人
  • インパクトのある動画をアップし続けられる人

本人に独自性があり魅力のある人とは

芸能人やアイドル、人気Vtuber、有名講師、ファッションインフルエンサー、ゆっくり解説動画などもここに当てはまるでしょう。

言ってしまえばブランディングのしっかりしているチャンネルです。

最初はインパクトのある動画をアップしていた側の人でも、いつしか「その人のことを知り続けたい」と思うから動画を見逃さないようにチャンネル登録します。

このように「ファン」になってしまった人は、ずっとそのチャンネルを指名し続けてくれますから、所謂「ロイヤルカスタマー」としてその人の収益に大きく貢献してくれるでしょう。

インパクトのある動画をアップし続けられる人とは

例えば「映える」風景の動画、科学実験動画、大食い動画、など多くの人が驚きを感じ共有したくなる「バズる」状態を作り出せる人のことです。

最初は多くの人がここを目指すことになると思います。

ですが多くのチャンネルが最初の数個の動画をアップしただけで、それに反応が貰えず挫折してしまっています。

トライアンドエラーを何度も行ない、いつでも「バズる」状態を作っておくことが必要です。

視聴者が「この間、面白い動画を作っていた人だ」と何度も認識するうちに「この人の動画だから見る」となれば、いつの間にかそのチャンネルのファン(ロイヤルカスタマー)になっているわけです。

 

今後収益化していくために必要なこと

youtu.be

自身のYouTube動画についての反省

私がYouTubeへアップした動画について、ペルソナ像を考えていなかったと言いましたが具体的にはどういったギャップがあったのか考えていきたいと思います。

先述しましたが、私のチャンネルでは飼っている猫の動画を扱っており、長尺動画ではペットフードのレビューを行なっています。

最初、私が想定していたユーザーはこんな人です。

  • 猫を飼っているが、他の餌を試したことがない人
  • これから猫を飼おうとしているが、何の餌にしたらいいのか情報が欲しい人

こうした人たちが商品名で検索した際にレビュー動画が見つかると嬉しいかなと思って動画制作しました。

実際にキャットフードレビュー動画については殆どコメントはいただけていないのですが、実際の肌感としてはこうだと思います。

  • 猫を飼っているが、他の餌を試したことがない人
    • 自身の飼っている猫は愛しているが、他人の猫に対しては関心が薄いため進んでコメントなどで交流をしたがらない
  • これから猫を飼おうとしているが、何の餌にしたらいいのか情報が欲しい人
    • 猫の種類(血統名)などで検索はするが、餌については飼う前から商品名を入れてまで検索しない

勿論、すべてがすべてこのような方ではないですが、このような方は多いと思います。

かく言う動画をアップしている側の私も、実際他の人の動画でコメントを残して交流を行なうことはできていません。

働きながら、これ以上動画に時間が割けないというのが一番の理由です。

やれる人ならぜひ自らコメントしに行ってください。

一対一でコミュニケーションをちゃんと取れることが、SNS上でロイヤルカスタマーを増やす一番の近道です。

魅力的な動画を作るうえで一番必要なこと

長々と説明してきましたが、「お客様と合わなかった」というのは自分で言っていて責任転嫁しすぎているように思えます。

客観的に自身の動画を見返して、一番反省しないといけない点はズバリ「代り映えする映像がお届けできなかった」ことにあると思います。

私事ですが、YouTubeで大食いや大酒飲みの動画を見ることがあります。

沢山食べる姿や、大量に盛り付けられた料理はやはりインパクトがあります。

それを猫ちゃんに頑張ってもらって実現したかったのです。

勿論、猫に本当に量を食べてもらう訳にいきませんから、食べている姿を見ながら私がレビューという形でアップすることにしました。

ですがやはり代り映えしませんよね。

キャットフードの会社の情報や成分などを詳しく説明するように工夫したのですが、はやり一度食べ始めてしまえば画が一緒なので、毎回内容にも困ってしまいます。

自身の口で素直に伝えられたらいいのですが・・・

今後の自身のチャンネルの方向性

現在の私には、他の人の動画までコメントしに行く体力がないため、地道ではありますがYouTubeショート動画をアップし続けることでチャンネル登録者数を上げていきたいと考えており、ゆくゆくは収益化を達成したいと思います。

猫のことは愛していますし、無理をさせるつもりはありません。

また私自身も体力が全くなく、自身の楽しいと思えることも何もできていない状況のため、演出をこれ以上こだわるだとか、サムネイルに力を入れるだとか、そういうことはできないと思います。

動画も選択肢の一つくらいに考えて、他のこともやりつつ地道に続けたいと思います。

あと、綺麗な部屋に住んで背景の見栄えくらいは良くしないといけませんね。

 

さいごに

今回私は自身の飼っている猫のチャンネルを例に挙げてYouTubeの収益化についてご説明させていただきました。

インパクトのある画を作れる自信のある人はぜひとも収益化を目指してみてください。

YouTubeは現状、他SNSと比較しても一番大きな収益を生み出すことのできるSNSだと思います。

あと私のようにYouTubeショートをアップし続けるのは、あまりお勧めしません。

YouTubeショートの性質上、次の動画へパッパッとユーザーが移っていってしまうため、やはり収益としてもあまり大きな収益は見込めないように思います。

「たまたま流れてきたから見る」より「この人の動画だから見る」そんなファン作りを目指していけば、目先の利益だけでなく長期的な利益に繋がっていくでしょう。

今回お話しした内容を基に成功に繋げていただければ、私のYouTube収益化失敗もただの失敗ではなかったことになるかもしれませんね。

 

www.youtube.com

猫動画を普段から見る人は、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。

 

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