SEドロップアウトの私が一人前のwebマーケターになるまで

2024年9~都内勤務のweb広告ディレクターになりました。

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うつ病患者がマーケティング業界で生き残るためには【職業適正】

うつ病マーケティング職について

うつ病さんにおすすめするマーケティング職という仕事とは うつ病 おすすめ 職業 職種 マーケティング職 webマーケティング 副業 在宅ワーク 自由な働き方 リモートワーク 転職 天職

※この記事には広告が含まれる場合があります。

私はうつ病の人にとってマーケティングという職種は、適性がある、おすすめできるお仕事である考えています。

今回は、私もまだまだ分からないことだらけのマーケティングという職業について、うつ病患者の私の視点からどのように付き合っていくのかまとめました。

 

自己紹介

私は今年でうつ歴7年目です。

正確には心療内科に行き始めたのが7年前。

精神障害者手帳3級を所持してからまもなく丸3年になります。

うつ病」と一口に言っても人によっても症状は様々です。

私には以下の症状があります。

  • 適応障害(人間関係を築くのはストレスなので難しいです)
  • パニック障害(電車の中で倒れてしまった事があります)

このような症状がひどく結果的に「うつ病」と診断されました。

一時期は仕事も休職していましたし、一日中寝込んでいました。

うつ病が原因で前職(システムエンジニア)はクビになりました。

今も病院にかかりっきりではありますが、それを隠しながら通販会社のwebマーケターをやっています。

このブログのタイトル通りSEをドロップアウトして、webマーケティング職に転職(ジョブチェンジ)をいたしました。

 

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うつ病さんにはwebマーケティングの仕事はおすすめできるのか

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先述の通り、うつ病な人にとってマーケティングという職種は適性のある、おすすめできるお仕事だと考えています。

その上で、うつ病の人にとってメリットデメリットそれぞれの側面を見ていきましょう。

 

うつ病の人にとってのマーケティング職のメリット

私は周りの顔色の変化というのに比較的敏感なように思います。

例えばwebマーケティング施策の一つにSNS運用というものがありますが、このSNS投稿の際に表現一つの問題で炎上してしまうことがあります。

よく挙げられる炎上事例として、X (旧Twitter)のディズニー公式アカウント(日本法人)が2015年8月9日に「なんでもない日おめでとう。」という投稿をしてしまいました。

米国企業(の日本法人)がこの日に「おめでとう」と言ってしまったことで炎上してしまいました。

補足をしますと、この投稿は「不思議の国のアリス」の作中で歌われる一説を引用したものであり、ディズニー公式アカウントは15時間後に該当の投稿を削除し、謝罪の投稿をしました。

 

また炎上事例繋がりとして先日の映画「バービー」の公式アカウントが悪ノリのように便乗してしまい炎上してしまったことは記憶に新しいですね。

これは極端な例ではありますが、「お客様が購入を決める」「サービスの利用を決定する」その最終接点がwebマーケターのお仕事であると言えます。

そこでの言動、表現というのにはより一層の注意が必要です。

色んなことで傷ついてしまいやすい、うつ病の人は「自分が言われたらどうなのか」という客観的視点に長けているとも言えます。

これがうつ病の人がwebマーケターとして働く上でのメリットだと思います。

 

うつ病の人にとってのマーケティング職のデメリット

これは皆が皆というわけではないと思うので、あくまでも私が事業会社のマーケターとして働く中でのデメリットに感じたことをお伝えします。

一番のデメリットは会社都合によって施策が進められないことです。

例えば、会社の売上を思っての提案なのに「今は施策のやり時ではない」と頭ごなしに否定されてしまったりします。

急に、重役(私の場合は社長でした)に「商品の見せ方を変更しろ」と言われ、分析に沿って色々考えてきたwebマーケターの見せ方は、重役の感覚的な考えの前に否定されてしまいます。

また、会社の偉い人たちは、いまいちwebマーケターが何の仕事をやっているのか理解していないため、売上が良い時は「商品・サービスが良かったから」悪くなってくると「マーケターは何をやっているんだ」と言われてしまったりします。

他にも商品やサービスの品質が悪く、心の中では本当は売りたくないようなものを売らないといけないというのが実情だったりします。

マーケティングについて深く学べば学ぶほど、長期的な売り上げを獲得していくためには商品品質が良いことは絶対条件ですので、ここが伴っていないと売ったは良いもののお客様から見放されてしまうということに繋がってしまいます。

(会社によって異なる部分ではありますが)売りたくないものを売らなければならないというのは、やはりやりがいの無さやストレスに繋がると思います。

 

うつ病の私がwebマーケティング職を続けてきて感じたこと

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webマーケティング職を続けてきて良かった点

私は前職まで名ばかりの落ちこぼれシステムエンジニアでした。

ここで作っているものがお客様の元に届くまでに多くの会社を介しており、なかなかやりがいを見出せずにいました。

現職ではwebマーケティング職に転職(ジョブチェンジ)したわけですが、サービスを利用したお客様の生の声が聞こえるというのは非常にやりがいのある部分です。

同様にクレームなどの声も聞こえるわけですが、商品に対する責任感のようなものは感じており、ユーザー目線で改善を社内に提案できることはどこの業界であれ必要なスキルだと思うので、そこを磨けるのは良かったなと感じています。

またマーケティングを学ぶと世の中の流れが俯瞰的に見えてきます。

これは仕事だけをしているのでは、あまり身につかない部分です。

私の場合は参考書やセミナー、スクールに通う中で徐々に養われてきた部分です。

他社や一般論を知ることで初めて自社の立ち位置や考え方、目指すべき姿というのが見えてくるものだと思います。

 

webマーケティング職を続けてきて注意した点

私の前職であるシステムエンジニアと、マーケティング職の大きな違いが一つあります。

エンジニアというのは一つの商品の点数が10点中5点だとすると「5点の商品」として売らないといけません。

5点の商品を6点や7点だと言ってしまうとそれは偽装になってしまいます。

ですがマーケティング職では5点の商品を「6点の商品」に見せる必要があります。

勿論、5点の商品を「10点の商品」だと言ってしまうとそれは虚偽になってしまうかもしれません。

商品の良い部分を見つけて商品コピーを付けたり、見栄えの良い写真を選ぶ機会は多々あり、それは必要な能力であるように思います。

私はこの部分が一番、エンジニア職とマーケティング職の違いであるように感じました。

逆にマーケティング職一本でやってた人の中には、「良く見せないといけない」という思いが強すぎるあまり5点の商品を「10点の商品」であるように見せてしまう人がいます。

このような時に歯止め役になれたのは、前職の経験があったからだと感じました。

 

うつ病の人へのマーケティング職のおすすめ度について

冒頭で述べた通り「うつ病」と一口に言っても症状は様々なため、必ずしも適性があるとは言えません。

ですが、人の変化にすぐ気付ける人、真面目にコツコツ頑張れる人には是非ともおすすめしたいお仕事です。

自身のうつのタイプを見極め、webマーケティングに適性があるのかどうか一度考えてみてください。

 

うつ病の私が今後webマーケティングの経験をどう活かしていきたいか

今回私がこの記事を書こうと思ったのは『うつでも起業で生きていく(林直人 著)』を読んで、今後「自身がこうなっていきたい」というのがぼんやりと思い浮かんだからです。

 

障害者ビジネスの実情について

現職でもそうですし、前職でも障害者として仕事をしていくことを考えたことがあります。

しかしながら、障害者ビジネスは単調な労働内容、収入を安く抑えるようなものが多いです。(すべてがすべてという訳ではないと思います。)

飽き性な私にとって単調な労働は終わりのない地獄なようなものであり、また現在の収入でも生活が厳しいのにこれ以上下げられない状況だったこともあり、私は一般職で障害者であることを隠しながら生きていくことにしました。

(バレているのかもしれませんが、毎年年末調整とは別に自身で確定申告を行なっています。)

 

うつ病である私の今後なっていきたい姿

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本当のことを言うと私は働きたくなんかありません。

多くの人と関われば関わるほど、嫌な部分は感じてしまいますし悲しい気持ちになります。

その為、私は最終目的地を「独立すること」に決めました。

ただ現在の私には一人で生きていくだけの知識も能力もありません。

その最終目的に近づくため、現在受講しているwebマーケティングスクール、こちらの経験を基に転職を考えています。

「必ずここでないといけない」という強い思いは今のところないですが、職種はできればBtoBのwebマーケティングのコンサル職に就きたいと考えています。

コンサルとしてしっかり力をつけて、いつか一人でも生きていけるようになっていきたいです。

また本業とは別に、現在のこの執筆しているブログ、動画制作、趣味の写真などでも収益化して副業として、「本業を辞めたいのに辞められない」という状況を脱却していきたいと考えています。

今回の私のお話を基に、うつ病の方の生き方のヒントにしていただけますと幸いです。

最後になりますが、どうかお身体をご自愛の上、良い結果に結びつくことをお祈り申し上げます。

 

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