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販売士検定2級(リテールマーケティング検定試験)の勉強法について【勉強苦手な人向け】

販売士検定試験(リテールマーケティング検定)について

販売士検定2級 リテールマーケティング検定試験 の勉強法について 勉強苦手な人向け

※この記事には広告が含まれる場合があります。

小売業に携わっていると一度は聞いたことのあるリテールマーケティング検定試験(販売士検定)

結局私はダラダラ勉強してしまって、勉強時間は取得までに半年以上かかってしまいました。

ですが物覚えの良い人は勉強時間一か月ほどで合格される人も見かけます。

どのような勉強方法だったかというと、まず計算問題以外の問題を丸暗記しました。

その詳細については以下で、勉強が苦手だった私がリテールマーケティング検定試験(販売士検定)を合格した勉強法について、順を追ってご紹介します。

ちなみにこちらの記事は販売士2級の勉強方法についての記事ですが3級も応用可能です。(※1級は対応外となります。)

 

目次

 

リテールマーケティング検定試験(販売士検定試験)とは

リテールマーケティング検定試験(販売士検定)は日本商工会議所が運営している、「販売のプロ」になるための資格になります。

現代の多様化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な知識や接客技術を武器としてニーズに合った商品を提供するとともに、商品の開発仕入れや販売、物流など販売に関わる多くのことを行なう事ができるようになる試験内容となっています。

ちなみに試験名は2015年あたりに「販売士検定試験」から「リテールマーケティング検定試験」へ変更になりました。

 

リテールマーケティング検定試験(販売士検定試験)の級の違いについて

リテールマーケティングには上から1級、2級、3級と三段階に分かれており、以下のような違いがあります。

  • 1級:店長や経営者レベル・トップマネジメント全般に関する商品計画や予算計画の策定、マーケティング施策の立案、人事や財務管理など
  • 2級:売り場の管理者クラスのレベル・店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入れの在庫の管理など
  • 3級:売り場の販売員のレベル、接客技術についてなど

 

なぜ販売士を目指したか

なぜ 販売士 リテールマーケティング検定 合格を目指したのか

私は通販会社に勤めていることもあり、会社として販売士の資格を推奨されています。

今後、転職したりするときにでも、少しでも有利にならないかなという思惑もあり、取得を目指すことにしました。

ちなみに私は売り場で直接、お客様を接客するわけではないので『2級』を受けることにしました。

また販売士2級と3級については指定の講習を受けたうえでスクーリングを修了することを条件に「販売・経営管理」の科目が試験免除となります。

私は会社指定の通信教育(公開経営指導協会)を修了したため上記が免除となっていましたが、費用もかかるため会社負担でないなら勉強するのをおすすめします。(スクーリング受講のみでも¥8,360します)

 

リテールマーケティング検定試験の詳細について

リテールマーケティング検定試験科目について

リテールマーケティング検定試験は試験科目が以下の5科目となっています。

  1. 小売業の類型
  2. マーチャンダイジング
  3. ストアオペレーション
  4. マーケティング
  5. 販売・経営管理(科目免除あり)

 

試験時間は70分。

選択問題と穴埋め問題になります。

また合格するには平均得点が70点以上、かつ各項目が50点以上である必要があります。

リテールマーケティング検定試験勉強法について

基本的に私はTAC出版の問題集を利用していました。

 

上記問題集は新版ですが私は旧版のものを使っていました。

問題集を2周し、2周目には間違った問題に小さくマーク、その後間違えた問題を中心に何度も解きました。

ただし、計算問題は飛ばしていました。

貸借対照表」「損益計算表」などの計算は私は苦手だったため後回しにし、他の項目の正答率が高くなってから、覚えることにしました。

上記の問題集だけで不安な方へは日本商工会議所から発売されている公式のテキストをおすすめします。

ここからほとんどの問題が出題されることになるので、最悪丸暗記すれば合格できます。

また過去問を公開しているサイトがあります。

私は過去5年分くらい解いたと思います。

要領の良い人なら勉強時間は1か月ほどで合格されている報告を見かけます。

私は要領が悪いので勉強時間で言うと半年以上かけて取得しました。(実は最初3級も勉強していたのですがモチベーションが続かず、2級・3級合わせて1年以上ダラダラ勉強していたことになります)

 

販売士2級を取得してどうだったか

販売士2級 リテールマーケティング検定2級 を合格すると送られてくる認定証

合格すると認定証が送られてきます

私のような要領の悪い人間でも頑張れば取れるレベルの難易度であったと思います。

また取得してみた感想ですが、販売士という資格は、「webマーケターとして働くだけだとあまり優先的に取得をおすすめするようなものでも無い」というのが正直な気持ちです。

確かにwebマーケティングについての問題もありますし、部分的にwebマーケティングの仕事に活かせる話もあります。

ですが活かすとしてもやはり部分的なものになりますし、例えば陳列について「商品棚の一番上まで立体的に陳列するものを『全身立体陳列』という」のように基本的には実店舗での販売を想定した試験構成となっています。

勿論、webの売り場に置き換えてお客様の行動に当てはめるようなことはできますが、そんな回りくどい事をするなら、もっと優先的にwebマーケティングに特化した資格やマーケティングスクールを先に受けた方が良かったと思います。

就活した際も、販売士の資格はwebマーケティング業界では殆ど重視されていないように感じました。

実店舗でも働きたいという方にはおすすめできる資格です。

 

販売士を取得してよかったこと

マイナスな事ばかりいうのもここまでわざわざ読んでいただいた方に申し訳ないので補足しますと、販売士の資格の魅力は普段一人の人間が見ることができない部分まで、網羅的に知識が付けられる点にあります。

ECサイトを運営しているだけ」「ネット販売を運営しているだけ」小規模なら目に見える部分だけの知識でも良いとは思いますが、規模が大きくなるにつれて物流の手配や仕入れ、商品計画、実店舗にも参入という事は起こりえます。

「急にたくさん売れたから、ロジスティクスがパンクして商品がお客様に届くのが一か月後だ」なんて事になったらお客様からの信頼は損なわれてしまいます。

買い手市場(物余り)の現代において、「安い」から「売れる」は成り立たなくなってきています。

つまり「この企業」だから「買う」というブランディングが必要になります。

このブランディングの鉄則はサービスや品質が優れていないと成り立ちません。

『一つのもの』が売れるまで、裏側ではどのように動いているのかを、少しでも知っていたらwebマーケティングの施策やサービスの向上に繋げられるのではないかと思うのでした。

 

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