【聖地巡礼】そうだ ラピュタへ、行こう【友ヶ島訪問】
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今年の夏は天空の城ラピュタに行きませんか?
昔、『ガンミ』というTBSの深夜番組で芸人千鳥が「神通力が手に入る島」として友ヶ島にロケしていたのを見て私は以前より関心を持っていました。
そして昨年芸人カミナリが友ヶ島でYouTubeのロケをしているのを見て、「聖地巡礼してみたいな」と思ったのでした。
カミナリのYouTubeはサブカル的にもめちゃくちゃ面白いので個人的にもオススメです。
友ヶ島について
友ヶ島の地理と歴史について
友ヶ島は和歌山県和歌山市の加太(かだ)地区にある無人島です。
明治時代には大阪湾に侵入しようとする外国船からの防衛のため、友ヶ島には数多くの砲台や防備衛所が作られました。
第二次世界大戦までは、軍事的にも重要な要塞なわけですから、地図上にも記載されることはない「存在しない島」として扱われていたのでした。
その砲台跡が、現代ではジブリの「天空の城ラピュタ」のような、自然の中に存在する巨大人工物というシチュエーションが、なんとも魅力的な地だとして再注目され、聖地巡礼する人が増えたのでした。
友ヶ島までのアクセス方法
鉄道でのアクセスの場合
南海電鉄 なんば駅 → 和歌山市駅 → 加田駅 → 友ヶ島汽船 → 友ヶ島
鉄道90分 + 徒歩15分 + 船30分
南海なんば駅から加太観光きっぷ(特急サザン)利用で4,840円のコースです。
飛行機 + 鉄道でのアクセスの場合
関西空港駅→ 泉佐野駅 → 和歌山市駅 → 加太駅 → 友ヶ島汽船 → 友ヶ島
鉄道60分 + 徒歩15分 + 船30分
関西空港駅から普通列車(急行)利用で3,320円のコースです。
飛行機 + レンタカーでのアクセスの場合
有料道路15分 + 一般道40分 + 船30分
関西国際空港からタイムズカーシェア(コンパクトカー半日利用)で約7,000円のコースです。
※繁忙期(サイトに未記載の時期でも)は増便しているのですが、船は時間帯によってかなり間隔が空いてしまうため、船の時刻を基に旅の工程を組むのがおすすめです。
友ヶ島・加太旅行記
ここからは私mma(マー)の友ヶ島・加太地区を訪れた旅行記になります。
大阪 なんば~和歌山 加太
今回の出発地は南海なんば駅です。
大阪のターミナル駅、南海なんば駅の窓口にて「加太観光きっぷ」は購入できます。
特急「サザン」は12000系と10000系で運行されており、今回は古い10000系にあたりました。
10000系はテーブルも付いていなかったりするので注意が必要です。
なんば駅にて駅弁を購入していたのですが、膝の上で広げなければならず注意しながらいただきました。
乗車約1時間で和歌山市駅へ到着しました。
こうやって地域に馴染んだ列車に乗ることで、より旅の気分にさせてくれました。
25分ほどの乗車で加太駅に到着しました。
加太駅 ~ 友ヶ島
加太駅から友ヶ島へ行くための港、船着き場までは少し歩きます。
潮の香りを少し感じる、昔ながらの港町の姿がとても情緒的でした。
上記の淡嶋神社は人形供養などでも有名な神社で、境内に並ぶ人形の姿は印象的です。
またカミナリのYouTubeでも出てきた「先田商店」もこの鳥居の左側にあります。
先田商店
073-459-0261
和歌山県和歌山市加太淡島神社境内
鯛のお刺身をいただきましたが最高でした。
しらす丼なども有名との事。
友ヶ島汽船の予約はありません。
乗船できる人数には限りがありますが、週末などは込み合う事もありますので早めに行っていただくことをおすすめします。
友ヶ島散策
友ヶ島全体を見て回ろうとすると3時間以上はかかります。
今回、時間が限られている中での訪問だったため、有名な「第3砲台跡」と「展望台」のみの散策となりました。
「天空の城ラピュタのようだ」と言われているエリアもこの第3砲台跡にあります。
友ヶ島の港から第3砲台跡までは20分ほど山を登ることとなります。
ですので歩きやすい靴や服装で来られることをおすすめします。
第3砲台跡と展望台だけなら、加太港11:00発、友ヶ島港13:30発で十分に楽しめました。
加太散策
セレーノ シーフード&カフェ
073-499-7017
和歌山県和歌山市加太1455
ここでお昼を取ろうとしていたのですが、ランチの定食は既に終了との事で、魚を使ったタコスセットをいただきました。
(セレーノさんは人気店の為、記名式になります。こちらも予約できそうなら予約するのをおすすめします。)
お目当てのごはんにはありつけなかったのですが、これはこれで美味しかったので満足です。
このあと、温泉に入る予定で考えていたのですが、セレーノさんでゆっくりランチをいただいている間に営業時間を過ぎてしまい入れずとなってしまいました。
そのあとはフラフラ港町を歩きながら帰路につきました。
友ヶ島へ行ったまとめ
友ヶ島は非常に魅力的な島であると再確認できました。
現代の私たちの映えスポットのような感性で訪問するのも勿論いいとは思うのですが、この砲台跡は過去に戦争があった遺構でもあります。
個人的には「ああ綺麗だな」で終わりではなく、そうした歴史も重んじたいなと思うのでした。